| どんなボード?
昨シーズンをテストに費やし遂に完成したドリントン・クアッド。
このボードをラインナップに加えるにあたって、最重要ミッションとして追及したのは『トライフィンを大幅に上回る滑走スピード』、その滑走スピード下でもネジリ込める『ターン時のホールド感』。
乗りやすいトライフィンに慣れたサーファーが新しい快感を得るには、この二つの要素の両立が絶対条件だと考えました。
アウトラインはノーズからテールエンドまで若干広め。レングスが短めでワイドがあるため、滑らかなカーブを形成し波のどの位置でもイージーにターンが可能です。
若干ワイド気味なテール幅はクアッドフィンのセッティングに最適で、波からのプッシュを受け、より大きな推進力を得る効果があります。
ボトムデザインはノーズエリアのフラットからセンターの深いダブルコンケーブへ。フィンエリアからはVeeへ移り変わり緩やかにテールエンドへ抜けていきます。
重要なフィンセッティングはライダー達の意見から
1. 最も速く滑走できたフィンポジション
2. ターン時にホールド感があり、なおかつ軽いと感じたフィンポジ
ション
この二つを割り出し最終決定としました。
テイルデザインは、クアッドフィンとの相性が最高だったダイヤモンド・バットです。
乗った感じは?
まず、テイクオフが極めて早い。ノーズロッカーがフラット気味なため、ある程度は予想していたがそれを大幅に上回った。
そして、テイクオフからファーストターンの間で感じることは『抵抗の無い速さ』という不思議な感触。これはセンターフィンの抵抗が無いのが大きな理由だと思われます。
アップス&ダウン時には大量の水が一気にテール側へ抜けていくのを感じ、今までに体験したことのない滑走スピードに達した瞬間が何度かありました。
ボトムターン・トップターンに関しては、トライフィンよりもよりイージーに(少しの体重移動で)ボードが回転を始める感があり、ここでさらにテールをプッシュしてもテールやレールが抜けてしまうことは無く、ツインとの決定的な違いを感じます。
そして、深いボトムターンから垂直に上がるリップアクションもトライフィンと大きく異なる部分は無く、体重移動によってはよりネジリ込んだ”キワ当て”のアクションも可能だった。(この部分には独特の回転性を感じました。)
ただ、上体のひねり(レギュラースタンスのサーファーの場合、フロントサイドで言えば強い右回旋)を大きく使いボトムからトップへボードを走らせる、コンペティブな乗り方にはあまり合わない気がします。
ボードの特性を活かし、ラリー・バートルマン(少し古いですが)のようなソウルフルな波乗りができれば格好良いでしょう。
最後に、このボードは未体験ゾーンの滑走スピードを提供してくれる新感覚のマシン。信頼できる新しいカテゴリーだと思います。
d-Quadの選択アドバイス
レングスは普段のボードより4〜6インチ(10〜15cm)ほど短くしてください。
非常に短く感じられると思いますが、フラットなロッカー、センターフィンの抵抗が無い、という大きな理由からパドリングやテイクオフは驚くほど速いです。
d-Quadはとにかくテイクオフ、滑走スピードが速いボードです。
スピードという壁にブチ当たっているサーファー、テイクオフを早めつつ短いボードに乗りたいと考えているサーファー、体力の衰えを感じている方にもベストマッチするはずです。
おじ様サーファーには下の表とは別に幅・厚さをご提案させて頂きます。
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