| どんなボード?
元々はオーストラリアで行われているエアーショー用のモデルで、このイベントにエントリーするチームライダーが使用していました。高いエアーを決めるためにスピード性を最大限に高め、スケートも楽しむライダー達のトリック練習用として人気がありました。
その後、スナッパーロックスでの普段のサーフィンでも使用するライダーが現れ始め、いくつかの部分がターンやリッピングのために改良され現在のテンプレートになっています。
ここ数年エアーショーの規模は縮小され、ドリントンチームからのエントリーはほとんどなくなりましたが、このエアーショー・モデルはチームライダーがビーチのトリック用として愛用するマジックテンプレートです。
アウトラインは全体的に丸みを帯びておりノーズ・テール幅は広めです。
ロッカーは『エアー・フラット』という特殊なフラットロッカーを使用しています。これはノーズエリアを極力フラットにしつつ、操作性を上げるためにテール寄りにポイントを置きセンターフィンの後ろ側からキックテールが入れてあります。
この前後のロッカーバランスが、この手のボードにありがちな「速いけど動きが重い」というデメリットを解消できた最大の要因だと思います。
ボトムデザインはスピード性、回転性のバランスが良いシングルtoダブルコンケーブをセッティング。セカンドボードとしても違和感のない乗り味です。
ドリントンのモデルの中では浮力がある部類に入りますが、動きでは1,2を争う軽さを持っています。(本体の長さが短いことと、前後のロッカーバランスによるものです。)
乗った感じは?
乗った感触は湘南在住のテストライダーの声を掲載します。
RobLop:まず、全体的な感想を。
Dan:乗って一番に感じることはスピードが速い。ドリントンの小波用は全部乗ってるけど、特にこのボードはテイクオフの滑り出し、技の後のスピードの出方が半端じゃない。普通のボードなら止まってしまうフラットなセクションも自然にスピードがついてる感じかな?ホント止まらない。水の上をツルツル滑ってるみたいな(笑)
RobLop:テイクオフは?
Dan:相当早いと思う。ノーマルのショートに慣れてる人だとビックリするんじゃないかな。確実にウネリから滑り出してるし3カキは少なくてすむんじゃないかと思う。ノーズ周りが広めだから体を前に出してパドルするとホントに違う。パドルも幅が広いから安定してるし普通のショートより絶対楽だと思うよ。
RobLop:実際にリッピングした感想は?
Dan:簡単、かな(笑) 長さが短いしアウトラインが丸いからだと思うんだけど普段だったら無理な小さなフェイスでも何度も上がっていってくれた。テールスライドもやりやすかったし、行きたいとこに思い通りに行ける。
RobLop:返しはどうなの?リップの。
Dan:キレは普通のフィッシュと変わらないと思う。幅が広いから不安だったけど腹、胸くらいまでならこのボードの方が軽いくらいかも。
RobLop:どういう時にこのボードを使いたい?
Dan:サイズ的には腰、腹がベストサイズ。オンショアの波とかは最高だよ。上は胸、肩までかな。それ以上でも全然使えたけどね。でも大きくなったら普通のボードに乗ればいいと思う。あ、エアー練習するにはいいけど。
RobLop:ありがとう。バンバン飛んでね。
Dan:壊したらまた作ってね。
エアー・ショーモデルの選択アドバイス
このボードの長さは普段のボードより4〜6インチ(10cm〜15cm)ほど短くしてください。
実際に手にして乗られるまではスペックに不安があると思いますが実際に水の上で使うとパドルやテイクオフの速さに驚かれるはずです。購入されたお客様のインプレッションからも「短ければ短いほど楽しい」といった意見があるほどです。限度はあります(笑)
このボードは今現在、自分のサーフィンのスピードに不満を持っている方に乗ってもらいたいです。走り出しや水の上をハイスピードでスケートするような感覚を楽しんでもらえたら、と思います。
レベル的には中級者の方、前足体重でサーフィンする方にベストマッチします。
対象サイズはスネ〜肩。
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